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(8) / 2005/06/23 13:05 (2005/06/23 13:05) / 185004_01_030_2k_05227832/第2事業/os2宝ホールディングス/有報.doc 8
たが、後半は景気回復を牽引してきました米国や中国経済の減速懸念などにより、輸出や設備投資の伸びが
鈍化しつつあり、景気回復に翳りが見えてまいりました。一方、個人消費では、雇用・所得環境の改善を背 景に消費マインドは改善しつつあるものの、消費者の選別消費や節約志向という傾向には大きな変化はみら
れない状況であります。
このような状況下、当社グループにおきましては、バイオ部門が若干の増収となりましたものの、酒 類・食品部門では、小売販売免許緩和に伴う販売競争の激化に対応して積極的な営業活動を展開しましたが、 清酒の落ち込みが大きく減収となりましたので、売上高は前期比99.2%の195,359百万円となりました。また、 継続的なコストダウンに努めましたが売上構成差による原価率の上昇などにより売上総利益も前期比97.9% の76,244百万円となりました。さらに、管理費、人件費等を中心にコストカットを実施しましたが、販売競 争の激化を反映した販売促進費が増加したこともあり、営業利益は前期比79.1%の7,402百万円となりました。
営業外損益では、持分法による投資利益などの営業外収益が減少しましたが、支払利息、たな卸資産廃 棄・欠減損などの営業外費用も減少しましたので、経常利益は前期比78.6%の6,838百万円となりました。
特別損益では、昨年12月にタカラバイオ株式会社が上場に際し新株を発行したことによる持分変動利益
や、宝酒造株式会社伏見工場移転による跡地の売却益などがありましたが、減損会計の早期適用による固定
資産の減損損失や伏見工場移転に伴う固定資産除却損などがありましたので、当期純利益は前期比46.1%の 2,614百万円となりました。
事業の種類別セグメントの状況は次の通りであります。
このような酒類・食品業界において、当社グループは、常に消費者の視点に立ち、消費者にとって価値 ある商品の開発とブランドの育成に努めるとともに、積極的な販売促進活動による拡売に努めました。
当部門の製品別売上状況並びに損益状況などは次のとおりであります。
PANG」”の拡売に取り組みました。また3月には、“長期貯蔵焼酎「秘蔵の扉」”を発売し、売上の回 復を目指しました。
本格焼酎では、本場九州産の高付加価値商品群の育成が順調に進んでおります。特に芋焼酎については、
急拡大した市場に供給が追いつかない状況が続き、計画出荷を余儀なくされましたが、昨秋より十分な供給
体制も確保し好調に推移しました。また今期は、新たに“しそ焼酎「若紫ノ君」”、“そば焼酎「十割(と わり)」”を発売し、それぞれ順調に推移しており、今後も本格焼酎商品群全体の更なる育成強化を進めて
まいります。
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以上の結果、当部門の外部売上高は前期比100.8%の13,671百万円となり、セグメント間の売上を加えたセ
グメント売上高は前期比100.7%の13,685百万円となりました。
これに対して医食品バイオ分野での売上原価率の上昇、人件費、研究開発費など販売費及び一般管理費の
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(13) / 2005/06/23 13:05 (2005/06/23 13:05) / 185004_01_030_2k_05227832/第2事業/os2宝ホールディングス/有報.doc 13
(3)販売実績
① 事業の種類別セグメントごとの販売実績
当連結会計年度(平成16年4月∼平成17年3月)における販売実績を事業の種類別セグメントごと及び品
種別に示すと、次のとおりであります。
事業の種類別セグメントの名称
品種
金額(百万円) 前年同期比(%)
酒類・食品
焼酎 79,319 100.8
ソフトアルコール飲料 21,617 99.8
清酒 24,436 91.7
その他酒類 10,430 95.0
酒類計 135,804 98.4
本みりん 15,668 96.0
その他調味料 4,542 105.2
調味料計 20,210 97.9
飲料 14,228 101.2
原料用アルコール等 3,678 107.4
その他 4,146 116.5
計 178,068 99.1
バイオ 13,671 100.8
その他 3,618 98.8
合計 195,359 99.2
(注)1.セグメント間の内部売上高は除いて記載しております。
2.金額には酒税を含んでおりますが、消費税等は含まれておりません。
② 相手先別販売実績
主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成15年4月∼平成16年3月)
当連結会計年度
(平成16年4月∼平成17年3月) 相手先
販売金額 (百万円)
総販売金額に 対する割合(%)
販売金額 (百万円)
総販売金額に 対する割合(%)
国分株式会社 28,009 14.2 28,976 14.8
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変化し、競合各社の価格・製品戦略による圧力の高まり等、競争は激化しております。この影響が、当社グ
ループにおいて進めております高付加価値商品の開発・育成や、ブランド力強化、流通業態の変化に対応し
た販売活動、そしてコストダウン等で吸収できないほど進む場合は、当社グループの業績及び財務状況に悪
影響を及ぼす可能性があります。
また、平成13年4月に施行されたアルコール事業法により、平成18年4月から工業用アルコールの販売が
自由化されます。同法により、原料用アルコール事業においては、工業用アルコール市場へのアルコール販
売拡大の可能性が広がる一方で、海外から輸入された安価なアルコールとの競争に晒される可能性がありま
す。
③製造に関する依存について
酒類商品の大部分は、伏見工場(京都市伏見区)及び松戸工場(千葉県松戸市)で製造され、また当社グ
ループは、それらの工場における製造ラインの拡大を行っております。従いまして、これらの地域において 大規模な地震やその他の操業を中断する事象が発生した場合、当社グループの商品の生産、供給能力が著し
く低下し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの主
要な原材料であるエチルアルコールは、消防法において第4類危険物(火災発生、拡大の危険性が大きく、
消火の困難性が高いなどの性状を有する引火性液体)として指定されています。
④原材料価格の変動について
当社グループの原材料の調達については、調達先の国または地域の天候や経済状況の影響を間接的に受け
る可能性があります。原料用アルコールは主に南米やアジア地域の、また清酒等の原料米は主に日本の天候、 原料相場の影響を受けます。近年では、世界的な原油の高騰や砂糖相場の高騰により、粗留アルコールの買
入価格が上昇しているなど、当社グループにおいて進めておりますコストダウンで吸収できないほどの原材
料調達コストの増加は、当社グループの利益率や価格競争力を低下させ、業績及び財務状況に悪影響を及ぼ
す可能性があります。
⑤特有の法的規制について
酒類事業は、日本国内において酒類の製造免許、販売業免許、酒税等を定める酒税法の規制を受けていま
す。当社グループは酒税法に基づき、販売業免許のほか、種類別、製造場ごとに所轄税務署長の製造免許を 取得しています。今後の事業展開においても酒税法の規制を受けるほか、酒税の税率の変更によって酒類の
販売価格、販売動向等に影響を受ける可能性があります。
⑥飲酒に対する社会的規制について
酒類は一般的に、適度な飲酒は疲労感を和らげ、食欲を増進させるなどの効果を持ち、適正な飲酒習慣は
ストレスを緩和し、人間関係を円滑にする役割を果たす一面を持つと言われていますが、一方で、人々の健
康の保持・向上という観点からの考慮を必要とする、他の一般物品にはない致酔性、慢性飲酒影響による臓
器障害、アルコール依存性、未成年者飲酒、妊娠している女性の飲酒を通じた胎児への影響といった種々の 問題を有していることが指摘されています。当社グループでは、これらの指摘を認識したうえで、酒類の製
造、販売を行う企業として、人々の健康を維持増進し、社会的責任を果たす観点から「節度ある適度な飲
酒」を普及啓発する様々な取り組みを行っておりますが、これらのアルコールに関連する諸問題が社会的に
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から必ずしも期待した効果を得られる保証はなく、その結果当社グループが計画する収益を上げられない可
能性があります。
②競合について
現在のバイオ事業の収益基盤である「遺伝子工学研究分野」において、主たる製品は、遺伝子増幅法PCR
法(*)関連の研究用試薬であります。この製品は、エフ ホフマン ラ ロシュ リミテッド(F.Hoffmann
−La Roche Ltd.)及びロシュ モレキュラー システムズ インク(Roche Molecular Systems,Inc.)よ
りライセンスを受けて製造及び販売を行っておりますが、当社グループのPCR法に関するライセンス契約は 非独占的で、ライセンスを保持している企業は多数あり、競争はますます激化しております。また、理化学
機器の製造販売には医療機器のような許可や承認を必要としないことから、参入は比較的容易であり、多数
の競合企業が存在しております。
「遺伝子医療分野」では、様々な遺伝子導入法や効率的なベクターが開発されてきており、遺伝子治療の 対象疾患も先天性遺伝病・感染症・種々のがんから、致死的でない慢性疾患にまで広がり、さらには直接的
な疾患治癒の目的だけでなく患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を改善させる目的にも適応すること
ができるようになり、大きな市場が望めるようになったことから、欧米のベンチャー企業を中心として多数
の企業が遺伝子治療の研究開発に取り組んでいます。
「医食品バイオ分野」においては健康食品ブームでもあり、その急拡大している市場を目指し、食品企業
のみならず製薬企業まで多数の企業が参入しています。いわゆる表示義務の問題などから効能や効果の表現
が難しいうえに、差別化のために実験データを販売促進に使用することができないため、マーケティング能
力があれば新規参入が容易で競争はますます激化しています。
これらの市場環境のもと、当社グループは、研究開発体制の強化、新たな事業プロジェクトの立ち上げ、
研究開発段階にあるプロジェクトの早期の事業化、製造関連設備の整備、マーケティング能力の向上など、
あらゆる面で手を打っていく所存ですが、これらの施策が計画通りに進捗しなかった場合、あるいは他社が
当社グループに先駆けて事業化に成功した場合などには、当社グループの事業計画、業績及び財務状況に悪 影響を及ぼす可能性があります。
(*)PCR法:Polymerase chain reaction法(ポリメラーゼ連鎖反応を使ったDNAの複製法)
③製造に関する依存について
現在のバイオ事業の収益基盤である遺伝子工学研究分野における製品製造の大部分は、中国の子会社であ
る宝生物工程(大連)有限公司で行っております。従いまして、これらの地域において治安の悪化や大規模
な地震、その他の操業を中断する事象が発生した場合、当社グループの商品の生産、供給能力が著しく低下
し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
④特有の法的規制について
遺伝子工学研究分野における研究開発を進めるにあたっては、放射性同位元素等による放射線障害の防止
に関する法律や遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律などの関連法規 の規制を受けており、当社グループは当該法規制を遵守していく必要があります。また、試薬類の製造販売
にあたっては、毒物及び劇物取締法など関連法規を遵守する必要があります。しかしながら、遺伝子関連産
業の拡大などに伴い、このような規制が強化されたり、新たな規制が導入された場合などにおいては、当社
グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、研究用試薬類は、薬事法に定める医薬品ではあ りませんので、同法の適用及び規制は受けていません。
遺伝子医療や細胞医療の事業化、商業化においては、薬事法など関連法規の規制を受けることになります。
これら薬事法など関連法規は、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性の確保
を目的としており、商業活動のためには所轄官公庁の承認または許可が必要になります。当社グループが研 究開発を進めている個々のプロジェクトについて、かかる薬事法に基づく許認可が得られるかどうかは未定
であります。また、遺伝子診断事業を行うにあたっては、臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律に基
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⑤知的財産権について
当社グループは、研究開発の成否がそのまま事業開発の成否につながるバイオ事業において、特許その他
の知的財産権の確保が非常に重要であると認識しており、競合他社を排除するために自社の技術を特許で保
護しております。今後も研究開発を進めていくにあたり、特許出願を第一に考え対応していく方針ですが、 出願した特許すべてが登録されるとは限らず、また登録特許が何らかの理由で無効となったり、期間満了な
どにより消滅した場合には、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
なお、バイオテクノロジー関連産業においては、日々研究開発競争が繰り広げられており、当社グループ
が自らの技術を特許権により保護したとしても、当社グループの研究開発を超える優れた開発力により、当 社グループの特許が淘汰される可能性は常に存在していると考えております。さらに、当社グループは今後
の事業展開の中で、有望な他者特許については取得またはライセンスを受ける方針でありますが、このため
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類、食品、医薬品、医療機器などについては、製造、販売、臨床試験において瑕疵が発見され、健康障害等
を引き起こしたりした場合には製造物責任を負う可能性があります。また、製造物責任賠償については保険
に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。
大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような商品の欠陥は、多額のコストが発生するうえに、当社 グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑦特有の行政制度及び法的規制について
当社グループは、事業を展開する各国において、事業・投資の許可、国家安全保障またはその他の理由に よる輸出制限、関税をはじめとするその他の輸出入規制等、様々な政府規制の適用を受けております。また、
通商、独占禁止、特許、消費者、租税、為替管制、環境・リサイクル関連の法規制の適用も受けております。
これらの規制を遵守できなかった場合、当社グループの活動が制限される可能性があり、またコストの増加
につながる可能性があります。
また、食品を扱う会社として、食品衛生法に基づいた営業施設の整備、器具・容器包装の管理やその他の
製造工程及び販売などの管理運営を行っております。当社グループでは、食品衛生法を遵守し、食品衛生管
理には万全の注意を払っておりますが、食品衛生問題や故意の妨害も含め食品の安全問題は不可避の問題で
もあり、これらに関する問題が発生した場合は、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 さらに、健康食品の販売にあたっては、薬事法に基づいた効能効果や用法用量などの表示や広告について
も遵守するよう努めておりますが、一般的に健康食品の性質上、いわゆる表示義務違反となる可能性は完全
には否定しがたく、そのような場合には当社グループへの信頼の低下等により、当社グループの事業に悪影
響を及ぼす可能性があります。
また、一部の商品の販売では、インターネットによる通信販売を展開しており、特定商取引に関する法律
に基づいた表示規制などについても遵守する必要があります。
⑧情報の管理について
当社グループは、販促キャンペーンや通信販売等により、多数の個人情報を保持しており、個人情報の管
理に関しては、管理体制の構築、責任者の設置、従業員に対する継続的な研修会の実施等、個人情報の漏洩
を防ぐための万全の努力をしております。しかしながら予期し得ない事象により、個人情報に限らず社内情
報の紛失、漏洩、改ざんなどのリスクがあり、このような事態が発生した場合には、当社グループへの信頼 の低下等により、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑨訴訟について
当社グループでは、事業の遂行にあたり各種法令及び規制等に違反しないようコンプライアンス活動を強 化するなど最善の努力をしております。しかしながら国内外において事業活動を遂行していくうえで、当社
グループ及びその従業員が法令等に対する違反の有無にかかわらず、製造物責任法や知的財産権、発明対価
請求などの問題において訴訟提起される可能性を抱えています。万が一当社グループが訴訟を提起された場
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(21) / 2005/06/23 13:05 (2005/06/23 13:05) / 185004_01_030_2k_05227832/第2事業/os2宝ホールディングス/有報.doc 21
百万円となりました。
株主資本は利益剰余金が増加したほか、その他有価証券評価差額金の増加などにより前期より1,471百万円
増加し、89,478百万円となりました。
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